月探査機「嫦娥6号」ミッションチーム、2025年度IAF世界宇宙賞を受賞
2025-08-07 16:31:00
国家航天局月探査・宇宙プロジェクトセンターの情報によると、2025年7月、中国の月探査機「嫦娥6号」ミッションチームが国際宇宙航行連盟(IAF)の2025年度世界宇宙賞(団体部門)を受賞した。科技日報が伝えた。
2024年5月3日、月探査機「嫦娥6号」は中国文昌宇宙発射場からキャリアロケット「長征5号遥8」によって打ち上げられた。6月25日には、「嫦娥6号」の帰還モジュールが月の裏側から採取した1935.3グラムのサンプルを携えて地球に無事帰還し、人類初となる月裏側サンプルリターンという偉業を成し遂げた。
世界宇宙賞は、IAFが設立した宇宙分野における最高の栄誉であり、宇宙科学、技術、工学管理などの分野で世界的に顕著な貢献を果たした個人やチームを表彰するものだ。(編集YF)
「人民網日本語版」2025年8月6日