油燜大蝦 (エビの甘辛炒め煮)

2024-02-05 14:46:00

「年年有余」の「余」と同音のため、中国では魚がおめでたい席に欠かせない食材で、赤い色が縁起物とされるエビと共に旧正月などの食卓を華やかに彩ります。この料理は東京支局駐在時のおもてなしの定番で、アメ横で買った見事なブラックタイガーを手早く調理し、日本の友人から喝采を浴びた思い出の料理です。そう、この料理のコツは「手早く」。ゆっくり火を入れるとエビのプリプリ感がなくなってしまいますよ。

材料 

エビ (ブラックタイガー) 

   10 

ショウガ 1かけ 

塩 小さじ2 

醤油 大さじ1 

中国黒酢 小さじ1 

砂糖 大さじ1 

酒 大さじ2 

油 大さじ3 

つくり方 

 エビは背わたを取る。ショウガは千切りに。

 鍋に油をひき軽く熱してからショウガを半量入れ、油が熱くなったらエビを入れる。ショウガは焦げやすいので注意。火は強火。 

 エビの色が変わり切らないうちに塩を半量入れさっと合わせ、完全に色が変わったら残りの塩、醤油、黒酢、砂糖を加えて炒め合わせる。

 酒を回し入れ、ふたをして30秒ほど火を入れる。

 ふたを開け、強火にして汁気を飛ばす。盛り付けたら残りの千切りショウガを飾る。

 

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