『中国新聞週刊』 中国初の大型クルーズ船がまもなく完成

2023-04-14 16:11:00

2023年は中国の造船産業にとって重要な年だ。国産の空母と大型液化天然ガス(LNG)運搬船の進水成功に続いて、大型クルーズ船も今年就航する。設計と建造の難度が極めて高いため、大型クルーズ船は空母や大型LNG船と共に、世界の造船業の「王冠に輝く宝石」と称えられている。このまだ命名されていない白い大型クルーズ船は、今年5月末に完成し、7月に試運転を開始し、11月に命名を完了し、年内に引き渡される予定だ。 

同時に、中国の造船会社が製造するLNG船は、今後3~4年に引き渡しのピークを迎える。現在、韓国と中国の造船会社がLNG船の生産能力競争を展開しているが、より多くの中国の造船会社が参入するにつれて、3~5年後、生産量において現在韓国が占めているトップの地位が入れ替わるかもしれない。 

10年に中国の造船産業は造船3大指標(完工量、新規受注量、手持ち工事量)が日本と韓国を抜いて世界一となり、これまで13年連続で世界首位を維持している。造船産業はすでに中国の設備製造業がグローバル競争に参加する際の「代表チーム」の一つとなっている。 

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