『中国新聞週刊』 音楽祭の夏

2023-09-28 11:52:00


全面的な景気回復という背景の下、各地の政府にとって、音楽祭やロックミュージックは有望な存在となっており、若者を引き付け、観光業を発展させる上で、音楽祭に勝るものはないようだ。今夏、音楽祭は未曽有の開催ブームを迎えた。もはや大都市の若者だけのものではなく、なじみのない、あるいは聞いたことさえないような小さな都市や町にまで浸透している。これも、今年上半期の音楽祭開催ブームの新しい特徴だ。 

音楽祭の開催は、無名の小都市や町に大きな名声とビジネスチャンスをもたらし、その例は少なくない。最も有名なのは、北京から最も近い国家級貧困県である河北省張北県で、2009年から始まった「張北草原音楽祭」だ。今では毎年数十万人の音楽ファンが訪れ、中国最大規模の野外音楽祭の一つとなっている。観光資源に乏しく、文化的名物をつくって経済を発展させたい小都市にとって、音楽祭は開催難易度が低く、投資回収が速く、利益も大きい文化商品だ。従って、地元政府から一般人まで音楽祭の開催を大きな発展チャンスと見なしている。 

各地で開催されている音楽祭は、大都市の音楽ファンを周辺の町に招いて音楽をテーマにした観光を体験させるだけでなく、より多くの小都市の若者に音楽の魅力をライブで体感する機会を与えている。 

 

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