内卷

2021-04-28 14:33:14

内巻き

 

銭海澎=文

李培培=イラスト

もともとは社会学用語で、社会や組織が一定の段階に発展した後、停滞して刷新せず、低水準のままでいるだけのことを指す。現在は主に金融業界や教育分野で使われ、チャンスや良質な資源が少ないため、ますます多くの人が不必要な内部競争に巻き込まれることを指す。例えば、金融業界の実習生がインターンシップのチャンスを勝ち取るために履歴書をますます立派にすることも、小中学生がさまざまな塾に通うことも、内巻き現象だと言える。内巻きはエネルギーの内部消費と浪費をきたし、改革を深化させ開放を拡大することが解決策だと考える学者もいる。

例文:清华北大毕业生,也难逃竞争“内卷”。/清華大学と北京大学の卒業生であっても、競争の「内巻き」を免れない。

よく「化」をつけて名詞として使う。

例文:内卷化日趋严重之下,普通人的未来在哪里?/内巻き化がますます深刻になる現在、一般人の未来はどこにあるのだろう。

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