『習近平在正定』

2019-06-19 17:04:50

中国共産党中央党学校取材編集室 編著

 

 習近平国家主席の政治家としての最初のスタートは、中国北部の小さな県――河北省正定県からだった。19823月から855月まで、習氏は同県の党委員会副書記と書記を歴任した。この3年間、習氏は同県内の全ての村を回り、詳しい調査研究を行い、河北省で真っ先に農家経営請負制を推し進めた。また、同県は省都に隣接しているという地理的特徴があり、都市の好条件を利用して経済を発展させ、逆に都市にもサービスを提供するという「半城郊型」経済発展モデルと、同県の豊かな歴史文化資源を利用した観光業の振興を提案した。これにより、同県の経済は大幅に成長し、習氏の名前も初めて『人民日報』に載った。同書は当時習氏と共に働き、交流した22人のインタビューと貴重な写真を通じて、政治家として歩み始めたばかりの習氏の奮闘ぶりを生き生きと再現した。(中国共産党中央党学校出版社 20192月 66元)

 
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