中国の古典文学名著――『西遊記』(五)

2023-06-01 16:25:00


中国郵政は4月日、「中国の古典文学名著――『西遊記』(五)」特別切手4枚1セットと小型シート1枚を発売した。同セットは2015年から発売し始めた全5セットの「中国の古典文学名著――『西遊記』」シリーズの最後のセットで、原作の第74~100回からえりすぐりの五つのシーンが描かれている。絵柄はそれぞれ「獅駝嶺の三魔王を降伏させる」「比丘国で妖怪 

を退治」「無底洞の妖怪を退治」「天竺国で玉兎を降伏させる」、小型シートは「五聖、証果を得る」だ。 

「獅駝嶺の三魔王を降伏させる」は悟空が獅駝嶺で青毛の獅子、黄牙の老象、大鵬金翅鳥という三魔王と戦うシーンを描いている。「比丘国で妖怪を退治」は比丘国で悟空と八戒が薬効を増強させるという口実で捕まった子どもたちを救うため、南極老人の助けを借りて白鹿の精を降伏させ、白狐を退治するシーンだ。「無底洞の妖怪を退治」は哪吒が悟空と一緒に無底洞に行き、唐僧に結婚を迫る金鼻白毛のネズミの精を捕らえるシーンを描いている。「天竺国で玉兎を降伏させる」は悟空が太陰星君を連れて天竺国に行き、王女に化けていた広寒宮の玉兎を制するシーンだ。小型シートの「五聖、証果を得る」は師弟4人と白龍馬が経典を長安に持ち帰った後、霊山に戻って証果を得たシーンを描いている。

関連文章