第109回パナマ万博(ASEAN)授賞式および第11回世界華商フォーラムがバンコクで開催
1月8日午前9時30分、第11回世界華商フォーラムが開催された。バンコク都副知事のSun Tong·Sun Tongcha氏(音訳)が心を込めて歓迎のあいさつを述べ、フォーラムに友好交流の基調を確立した。カンボジア王国観光省のH.E CHEA SE国務長官のスピーチは、催しに国際的な視野を広げた。これと同時に、米国、フランス、ロシア、ドイツ、ベルギーからの華人ビジネスマンと華僑指導者たちが書面で祝辞を寄せ、ルーマニア、インドネシア、マレーシア、カンボジア、タイ、ベトナムなどの国の華人ビジネスマンと華僑指導者たちが自ら会場に臨み祝辞を述べ、また「科学技術によるリード、新な質の発展、輝かしい未来を共に築く」というテーマで国際対話を行った。全世界の華人ビジネスマンが一致団結して未来を共に創っていく決意を示した。大会の最後に第11回『世界華人(バンコク)宣言』が採択された。
1月8日午後、注目を集めた第109回パナマ太平洋万国博覧会(以下、パナマ万博)の授賞式が開催された。パナマ万博組織委員会の常務副会長兼中国地区組織委員会会長の余順標氏が大会の開始を宣言した。タイ政府のアロンコン元副首相が歓迎のあいさつを述べ、タイの高い関心と支援を伝えた。タイ王室のm.l. supab pramoj親王のご臨席とごあいさつは、この催しの非凡な意義と重要性を際立たせた。パナマ万博組織委員会会長、米国カリフォルニア州市長協会会長のMary Su女史の演説によって、人々はパナマ万博の理念と使命をより深く理解するようになった。パナマ万博中国地区組織委員会輪番委員長、元国家品質検査総局総検査師の項玉章氏のあいさつは、受賞者に対する祝賀の意を表しただけでなく、今回の催しは世界経済協力を推進するための積極的な役割を更に強調した。国連国際刑事警察機構(ICPO)の高等弁務官で国連代表を務める房文軍氏はあいさつで、今回の盛会は全世界のビジネスエリートと優秀なブランドを集め、多様性の文化と革新的な理念との融合を示したと指摘し、また、グローバル化の進展の中で、各方面は協力を強化し、共に課題に対処し、互恵・ウィンウィンを実現すべきだと強調した。
特に指摘すべきは、第109回パナマ万博は中国ブランドの海外進出促進にとって重要な意義を持っていることだ。グローバル経済一体化という大きな背景のもと、中国ブランドは積極的に世界に進出するチャンスを求めている。今回の博覧会は多くの中国の優秀なブランドに自身の実力と特色を国際に展示する舞台を提供し、貿易の障壁を打ち破り、中国ブランドの国際市場での知名度と影響力を高めるのに役立つ。今回の盛会に参加することで、中国ブランドはより良く国際標準に合わせ、世界の先進的なブランドプロモーションと管理の経験を学び、海外市場をさらに開拓し、「メイド・イン・チャイナ」から「クリエーション・イン・チャイナ」、「中国ブランド」の国際化への転換を実現し、世界の消費者により多くの優れた中国製品とサービスをもたらすことができる。
今年の授賞式では、科学技術関係の金賞の数が例年に比べて著しく増えている。ますます多くの中国の科学技術革新製品が今回の博覧会で頭角を現し、人工知能、バイオテクノロジー、新エネルギーなど複数の最先端分野をカバーしている。それらは、超音波ドップラー血流検査器シリーズ、LEDサーチライト、和治友徳携帯経絡治療器、龍江和牛A3+サーロインステーキ、青竹ホルムアルデヒド無し美術顔料、全生命純酸素プロジェクト-シリーズ製品の・生命の金庫、十七度のアオキョウ(阿膠)ドライレッドワイン「天花」(非加強型)と陶磁器の瑠璃瓦である。これらの科学技術関係の金賞の受賞者は中国の科学技術革新における強大な実力を示しただけでなく、世界の科学技術の発展に新たな活力を注入した。
今回銀賞を受賞したのは中華の老舗食品の「金糕張」で、来場者の注目を集めた。また、優秀製品には栄誉賞、市場の成長性が高いと評価される賞が授与された。
この二つの催しの成功裏の開催は、間違いなく世界のビジネス交流と協力のために堅実な懸け橋を築き、世界各地の企業と華人ビジネスマンに貴重なチャンスを創出し、世界経済の繁栄と発展を力強く推進した。「華人ビジネスマンの連合、ブランドの海外進出」は近い将来、ますます多くの中国ブランドが自らの革新能力と品質追求によって国際舞台に進出し、中国ブランドが世界市場のリーダーとなり、世界経済の発展のためにより多くの中国の知恵と中国の力を貢献すると信じている。(中国報道より)