米国対中関税最高245%に 中国「関税を不条理なレベルにまで武器化」

2025-04-18 17:09:00

中国商務部(省)の報道官は16日、「米国東部時間今月15日、米国ホワイトハウスは公式サイトで、通商拡大法232条に基づき、重要鉱物などの輸入が米国の国家安全保障に及ぼす影響を判断するための調査を開始したほか、中国が米国の『相互関税』に対して報復措置を講じているため、中国から米国に輸出される商品は最高で245%の関税に直面すると発表したが、米国は中国に対する関税をさらに引き上げるということか?これについて、商務部の見解は?」という記者の質問に対して、「中国から米国に輸出される特定の製品の各種名目の関税が最高で245%に達している。これは、米国が関税を道具化し、武器化しており、それが全く不条理なレベルにまで達していることを完全に露見させている」と指摘した。

同報道官は、「米国の一方的な関税引き上げに関して、中国は度々明確な立場を示してきた。米国のこの種の全く意義のない関税をめぐる数字遊びを続けても、中国は相手にしない。しかし、米国が中国の権益を実質的に侵害し続けることに固執するならば、中国は断固として対抗し、最後まで付き合うだろう」とした。(編集KN)

「人民網日本語版」2025年4月17日

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