「AIセーフティ・ガバナンス・フレームワーク2.0」が発表

2025-09-17 17:00:00

「2025年国家サイバーセキュリティPRウィーク」の「サイバーセキュリティ技術サミットフォーラム」メインフォーラムが15日、雲南省昆明市で開催され、「AIセーフティ・ガバナンス・フレームワーク2.0」が発表された。新華社が伝えた。

「グローバルAIガバナンス・イニシアティブ」を実行に移すため、2024年9月に「AIセーフティ・ガバナンス・フレームワーク1.0」が発表された。その後の1年間でAIの技術と応用は急速に発展。新たな機会と課題に対応するため、国家インターネット情報弁公室の指導の下、国家インターネット緊急対応センターが中心となってAI専門機関、研究機関、業界企業をまとめ、「2.0」を策定した。

「2.0」は「1.0」をベースに、AI技術の発展と応用の実践を結び付け、リスクの変化を継続的に追跡し、リスク分類を整備・最適化し、リスクの階層化を検討し、防備・ガバナンス措置を動的に調整・更新した。

国家インターネット緊急対応センターの責任者によると、「2.0」の発表は、世界的なAI発展の潮流に順応し、技術革新とガバナンス実践を統合的に計画し、AIの安全性や倫理、ガバナンス等の面で共通認識を絶えず深め、安全で信頼できる、制御可能なAI発展エコシステムの形成を促し、国境や分野、業種を超えた協同ガバナンスの枠組を構築するものだ。(編集NA)

「人民網日本語版」2025年9月16日

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