サービス消費を拡大! 商務部など9当局が関連文書を発表

2025-09-17 17:18:00

商務部(省)をはじめとする9当局は16日、「サービス消費の拡大に関する若干の政策措置」を公表し、サービス消費のさらなる拡大に向けた5分野19項目の措置を打ち出した。

同文書によると、サービス消費の質を向上させ、その恩恵を国民に行き渡らせるための行動を実施し、中国国内での消費促進の取り組みである「購在中国」(中国で購入)のブランド構築を引き続き深化させ、「サービス消費シーズン」の一連の消費促進イベントを展開する。「初発表経済」を積極的に発展させ、サービス消費シーンのイノベーションと多様化を推進し、質の高い消費資源と有名IPの業界の枠を超えたコラボレーションを支援し、ビジネス・観光・文化・スポーツ・ヘルスケアが融合した複数の新たな消費シーンを構築し、複数の新型消費のリーディングカンパニーを育成する。

同文書はこのほか、サービス業の高水準の対外開放を拡大する。インターネットや文化などの分野の秩序ある開放を推進し、電気通信、医療、教育などの分野の開放モデル事業を拡大する。より多くのサービス消費の分野が「外商投資奨励産業リスト」に組み込まれ、差別化されたサービスの供給の提供を支援するとしている。

同文書はまた、実際の状況に合わせ、各地域の事情を踏まえて適切な措置を講じ、人気の高い博物館や景勝地の営業時間を延長し、予約方法を最適化し、予約不要の導入を奨励するよう求めている。海外の優れたスポーツイベントの誘致を奨励し、地方での大衆向けスポーツイベント開催を支援し、複数の知名度の高い有名スポーツ大会、プロリーグ、独自の知的財産権を持つスポーツ競技・エキシビションブランドを構築する。条件を満たした幼稚園の2-3歳児の受け入れを奨励し、コミュニティ併設型託児サービスと一般家庭を利用した託児スポットを発展させ、雇用先による託児サービスの提供を奨励するとともに、関連規定に基づいて政策的支援を与える。

同文書はさらに次の点を明記した。生徒・学生の休暇の設置を最適化し、関連政策を整備する。休暇の総日数と総合的な授業時数が変わらないことを前提に、条件を満たした地域が気候条件、生産計画、労働者の有給休暇制度の実施などの要因に合わせて、各学年の授業と休暇を科学的に調整し、小中高校での春休み・秋休みの設置、それにともなう冬休み・夏休みの短縮により、旅行や移動などでサービス消費を行う時間を増やすことを模索する。(編集KS)

「人民網日本語版」2025年9月17日

 

 
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