両岸で統一後の展望に関する議論が活発化、国務院台湾事務弁公室がコメント

2025-11-06 16:53:00

国務院台湾事務弁公室は5日午前、定例記者会見を開き、最近注目されている両岸の問題について張晗報道官が質問に答えた。

【記者】最近、両岸の間で統一後の展望に関する議論が活発になっている。新華社が先ごろ配信した署名記事「両岸関係の発展と統一の利点」に、台湾島内の世論は大きな関心を寄せている。この件についてコメントは。また、統一が台湾の人々にどのような利益をもたらすのかについて、詳しく説明してほしい。

【張報道官】台湾問題の解決と祖国の完全統一の実現は、全中華民族の共通の願いだ。国家統一は両岸関係の発展による歴史的必然だ。我々が両岸関係の発展推進のために行う全ての事は、両岸同胞の絆を深め、幸福を増進し、その素晴らしい生活への憧れを実現するためだ。国家統一の達成は正義の事業であり、現代の功績となり、はるか遠い未来に利益と幸福をもたらすものだ。

王滬寧・中共中央政治局常務委員(全国政協主席)は10月25日、台湾光復(日本の植民地支配からの解放)80周年記念大会で、「平和統一後、台湾地区は強大な祖国を後ろ盾に、経済発展、エネルギー資源保障、インフラ整備、安全保障、対外交流、台湾同胞の生活・福祉、精神文化生活という7つの面でより良くなる」と述べた。

新華社が配信した「鍾台文」の署名記事「両岸関係の発展と統一の利点」は、統一後の多くの利点を詳細に列挙した。それを概括すると、統一後は強大な祖国を後ろ盾に、台湾同胞の生活・福祉がより良くなり、発展の可能性が広がり、より安全になり、より尊厳を持つようになり、国際社会でより堂々と自信を持ち、台湾地区はいつまでも平和を保ち、人々は安心して暮らし、楽しく働くことになる。台湾同胞は大陸同胞と共に、我々の偉大な国家の尊厳と栄誉を共有し、繁栄し安定した明るい未来を迎えることになるだろう。(編集NA)

「人民網日本語版」2025年11月5日

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